細井敏彦

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プロフィール

本名細井 敏彦(ほそい としひこ)
年齢74歳(2025年7月時点)
事件当時39歳
住所不明
犯罪歴業務上過失致死
※15歳女子高生死亡

神戸高塚高校校門圧死事件

1990年7月6日、神戸高塚高校で、遅刻指導をしていた細井は、8時30分のチャイムとともに学校の鉄製の門扉をスライドさせ閉じました。しかし、ちょうど駆け込んで門を潜ろうとした女子生徒に気づいておらず、女子生徒は頭部を約230kgの鉄製の門扉に挟まれました。その後女子生徒は、頭蓋骨粉砕骨折の重傷を負い救急車で搬送されるも死亡しました。
細井は、周囲の生徒たちの悲鳴で初めて事件に気づいています。

証拠の隠滅

被害者が病院に搬送された後、警察の現場検証の前に被害者の血は洗い流されています。
数分で警察が到着する前に血を洗い流しており、「証拠隠滅を図ろうとしたのでは」と多くの批判があがりました。

反省なし

この事件で細井は懲戒免職処分となっているがこれを不服として申し立てを行なっている。
細井は本名でこの事件についての本を出版しています。

処分

細井:懲戒免職
校長:戒告
教頭・教育長:訓告
教育次長2人:厳重注意
校門を閉めようと言い出した教員や生活指導部長に対して処分は無し。

裁判

刑事裁判

細井は、過去にも女子高生のスカートなどを挟んだことがあり、危険性を把握していながら安全を十分確認しなかったことが明らかとなり業務上過失致死罪で起訴されました。
1993年2月10日、神戸地方裁判所は禁錮1年執行猶予3年の有罪判決が言い渡しました。

損害賠償

学校側の安全管理上の過失を認め、兵庫県が女子高生遺族に損害賠償6,000万円の支払うことで示談しました。

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