八木優斗『鹿大生死亡の飲酒ひき逃げ事件』

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プロフィール

名前八木優斗
年齢27歳(2022年6月時点)
※事件当時25歳
住所鹿児島県姶良市平松
※鹿児島県志布志市志布志町安楽の情報もあり
職業建設作業員
犯罪危険運転致死・ひき逃げ
※懲役9年10ヶ月
現在服役中
※2030年出所予定

鹿大生死亡の飲酒ひき逃げ事件

2021年2月9日午前5時50分頃、鹿児島市大竜町の国道10号の交差点を赤信号を無視して時速93kmで侵入し、横断歩道を自転車で渡っていた20歳男性を轢きました。八木は男性と接触後、逃走しようとしましたが約300m先で停車中の乗用車と衝突し停車しました。
また八木は、事故後に警察が到着するまで約20分間、被害者を救護することなく車内にとどまり続けました。
「早朝から仕事があり、代行(運転)を呼ぶ時間が惜しかった」と飲酒運転をした理由を話しています。

飲酒運転

事故を起こす直前、約8時間にわたりビール・焼酎・テキーラなどの酒を飲んでいました。

ひき逃げ

八木は、被害者と接触後現場から逃走しようとしますが約300m先で停車中の乗用車と衝突して停車しました。
また八木は、事故後に警察が到着するまで約20分間、被害者を救護することなく車内にとどまり続けました。
(通報は通りがかりの通行人)
その間、両親に「飲酒運転で事故を起こした。迷惑をかけるので籍を外して欲しい」と電話しています。また、車に取り付けてあったドライブレコーダーを外して助手席のポケットに入れたり、自暴自棄になってフロントガラスを自らの拳で叩いて割るなどしています。

被害者の情報

被害者は、鹿児島大学の共同獣医学部の1年生で、将来は馬に関わる獣医になりたいと話していたそうです。

裁判

・危険運転致死罪
鹿児島地裁(裁判員裁判)(中田幹人裁判長)は、「飲酒運転をしてまで飲酒しに行くなど身勝手かつ浅はか。飲酒運転を回避する方法はいくらでもあった」と懲役9年の判決(求刑:懲役10年)の判決を下しました。
・ひき逃げ
ひき逃げの罪について鹿児島地検は当初起訴を見送っていましたが、被害者両親の申し立てを受けた鹿児島検察審査会が「起訴相当」と議決し、地検が再捜査して起訴しました。
2022年6月29日、鹿児島地裁(中田幹人裁判官)は「被告は傷害を負わせた認識があり、車を停止できたにも関わらず、すぐに停止しなかった」と懲役10ヶ月の実刑判決(求刑:懲役1年)を言い渡しました。

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